『choriくんのリーディングについて。』

はい。『過渡期ナイト』レーベル代表の死紺亭柳竹です。

TOKYOポエケットでのchoriくんのリーディングは、何だか素敵だった。ハッピネスへの肯定感があってさ。

MCで、「俺は金持ちの息子だけど、それで何か言う奴等は馬鹿げている。」とか言って、でもそれが嫌味にならないのは、彼自身の根本的な部分でのオーディエンスへの信頼感があるからだろう。

ヒップホップでその日のステージを始めて、ただひたすら喋っていたり、でも、それがSPOKEN WORDSってことだ、というメッセージは、とても純粋でよかった。

なんとなく、ぼく自身は純粋にはなれないタイプなので、見ていて気持ちよかった。それは年齢の差だけではなくて、根本のところでの人間性の問題だとも思う。

どちらかの人間性に問題がある訳では決してなく、タイプの問題ですよね。

打ち上げのときに、石畑由紀子さんに、「ぼくの朗読どうでしたか?」と聞いたら、「いや、良かったよ。」と言ってもらって。それでも、ぼくが自分への不審を言っていたら、「どういう感じ?」と軽く言われたので、「ハッピー・アンド・サッド」と答えました。

由紀子さんは、「ピチカート・ファイブだわ。」とご名答をされていましたが。

でも、「ハッピー・アンド・サッド」で言うと、ぼくは悲しみを担当している詩人な気がする。だから、幸福を担当しているchoriくんが羨ましくもあるんだな。ま、大げさと言えば、大げさな話ですが。

やっぱり、人間、影も大事だけど、光を忘れたらダメだよね。でも、影が出来てる段階で、何処かに光があるんだけど。そう、エリック・アイドルふうに言えば『オルウェイズ・ルック・オン・ザ・ブライト・サイド・オブ・ライフ』だね。

さて、いつも光のほうを見つめている『過渡期ナイト』公式ページは、こちらです。
http://katokinight.fc2web.com/

では、サンクスchoriくん! 失礼しまうす。