『野茂投手が日米通算200勝☆』

御慶であります☆
それから本日は、カワグチタケシさんとねじめ正一さんのお誕生日☆
過渡期ナイト』レーベルオーナー・死紺亭柳竹から、小熊座の詩人にお祝いです。

それに付けても、野茂英雄さんは、本当に凄いと思う。

やっぱ先駆者って偉大だと思うんですよね。
失敗したら、最初の失敗だし、やっぱりな、で片付けられてしまう。

DEVOっていうテクノバンドのアルバムに『ザ・サンズ・オブ・ザ・パイオニア』(”先駆者の息子たち”)というのがあった気がするんですが、やっぱ息子たちは何処かで必ず恩恵をこうむるんですよ。

あと、野茂さん、お金の使い方も考えてるでしょう。
後から来る日本人選手のためにマイナーリーグをもったり、日本にもチームがあるそうな。

ぼく、あんまり野球には興味がないんですよね。でも、野茂さんは気になる。

というのは、どこかで自分を投影させているんですよね。

SSWSっていう詩人とラッパーが戦うという過酷なトーナメントがありまして、
ぼく、そのスラムでの最初のポエトリーリーディングからの詩人優勝者なんですね。

で、もう、最初の優勝を勝ち取るまではすごい大変だったんです。
ラッパーサイドからの「詩人への偏見」とかも圧力として、あったし。

でも、ぼくが優勝したあとから、「詩人」が優勝するようになったんだよね。
こういうのって、”先駆者”は複雑な気持ちなんです。

「おまえ、当たり前のように、そこの”水”を呑んでるけど、ここの”井戸”を掘ったのは俺だぞ!」ってね。

こういうのは言わないのがカッコイイとかってあると思うけど、一方でちゃんと言わないと創成期からのメンバーに申し訳ないというのがあって。

中国のことわざに「井戸を掘った人間を忘れるな」というのがあるそうです。

その意味では野茂さんも確実に”井戸”を掘った人間だし、いまも掘っているんですよね。

彼は「野球」とか「ベースボール」の未来を考えていると思う。

岡本喜八監督の名画『ダイナマイトどんどん』に「ベースボールのルールは、うちらで言うところの”任侠”たい!」という台詞がありますが、野茂さんは、任侠としての野球道を踏み固めて、歩いていらっしゃると思います。

ま、男って、単純なんだね。でも、単純じゃないと「記録」って作れないぞ、と。

そんな感慨に耽るぼくのお家『過渡期ナイトon the web』はコチラです。
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それじゃ、今日も二塁に出塁☆ チャオ♪