『チャンピオン具志堅用高はリチャード・プライヤーに似ている。』

ちょっちゅねー。

過渡期ナイト」レーベル代表・死紺亭柳竹です。

リチャード・プライヤーは、ぼくのなかでは、任気のある喜劇映画『マイナーブラザーズ』(死紺亭の生涯映画ベスト10の1本)の喜劇俳優ですね。
こちらのジャケ観て。具志堅さんに、似てるでしょ。(ジョン・キャンディの在りし日の面影が、いま観ると切ない。。)
http://store.yahoo.co.jp/musicnavi/00000570119.html

どうでも宜しいが、花田家の長男の告別式での涙は、決定的に倫理的に許せないものを観たと思った。あれは義憤にかられてしまった。
あれが「男の涙」か。「男芸者の涙」ですか。そこまで譲歩しても、まだ許せない。
営業用の、自己宣伝の意図に満ちた、あの醜悪な涙。
私自身が、長男で父親の喪主を務めた経験があるからかも知れないが、あそこで泣くのは、打算に満ちたいやらしいものを感じる。
仮にも、自分の実父の死をなんだと思っているのだろうか。
私は、父の葬儀では、ただ一度しか泣けなかった。それも関係者のいない深夜、棺の父と差し向かいの場面でしか、泣けなかった。喪主とは本来そういうものなんだろう。
花田家の長男は、あの一件で、充分喪主失格である。また劇作の観点から観ても、とても役者の務まる人間ですらない。ワイドショーの住人としても失格だろう。
兎も角、ひとりの人間として、あの涙はないだろう、と私は思った。
それは多分、私が所詮古い昔気質の九州男児だからなのだろう。でも、それでいい。
私は、私の生きる倫理は、きちんと護っていきたい。

私に倫理を教えてくれた、早稲田大学に於ける学部時代からの恩師・堀内正規先生が、いま出ている『現代詩手帖』(思潮社)で、詩人・吉増剛造氏の話の聞き手として、登場されている。まさに適任と言った感じだ。
私に現代詩の面白さを教えてくれたのは、堀内先生なので、その先生が現代詩手帖登場というのは、なんだか感慨が深い。
みなさんも、よかったら読んで下さい。

また私にヤサグレを教えてくださった乗越たかお氏も好調だ。
http://d.hatena.ne.jp/nori54/
いま出てる「シアターガイド」の新連載2回目。コンテンポラリーダンスは、私の専門領域ではないが、同じ舞台評を書く人間として、その活動の展開のしかたは多いに参考になるんである。

さて、そんな私もいろいろ活動しているのだが、まず今月のレーベルの活動を告示しておこう。


第36回「過渡期ナイト」勉強会(ワークショップ)

講師 死紺亭柳竹

開催日 2005年06月26日(日)
時間 14:00(180分間)
会場 早稲田大学文学部キャンパス正門前集合
東京都新宿区戸山1−24−1(待ち合わせ場所の住所です)
地下鉄東西線 早稲田駅徒歩5分
料金 1000円(教材費などのカンパとして。学生割引有り。)

問い合わせ 「過渡期ナイト」レーベル代表・masami-sr73@hotmail.co.jp

ポエトリーを中心に広く物の考え方を学ぶ勉強会です。
必ず”ポエトリーリーディング”の実作・実演の土台になると確信しています。
ナビゲーターは死紺亭柳竹です。(意外と、楽しい雰囲気ですよ♪)。

2005年前期はこれで終了です。よろしく☆

詩の情報サイト「POECA!」関連ページ:
http://www.poeca.net/cgi/db.cgi?action=details&code=2177

「POECA!」トップページは、こちらです。
http://www.poeca.net/

では、今日はこんなトコロか。男の話題満載のブログとなった。

男所帯ではないが、いまのところ足の踏み場のない作業場「過渡期ナイトBBS@暫定版」はコチラである。
http://free2.milkypal.net/f-bbs/BA-1/freedom.cgi?mm=k_night&mode=bk

あ、ちなみに今夜は「ことばと声」のアルティメット・バトルSSWSのチャンピオン・トーナメントである。死紺亭兄さんも久しぶりにスイミンよりライミンか。バーレン戦もある今夜、みんないまのうちに眠れ☆ ではね、チャオ♪