『ずっと夢を見て、いまも見てる。』

今朝はこんな夢を見た。

いんこ姐さんことさいとういんこさんと電話をしていた。いんこさんはずっと電話で、「死紺亭、電話だけしか信用するなよ。」と言っていた。そこで眼が醒めた。

これは夢でない、本当の話。きのうは北海道から石畑由紀子さんが電話をかけてきてくれた。恋の話、人生の話などをスル。お互い、年が近いから、通じる感覚がある。あと、お互い病気持ちだしね。

石畑さんの公式サイト「言葉のアトリエ」は、こちらです。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/8014/

過ぎ去りし日々を想えば、お誕生日も結構あったな。

最近お会いしてないが、5月9日が東浩紀さん、5月10日が劇団森(SHIN)の砂生雅美さん、劇団伊トウ本式の女優の木下さん、女子高生詩人の児玉あゆみさん、劇団てあとろ50’の高羽彩さん、劇団バングラッシーの池くんとかか。

ちなみに、5月10日生まれの有名人はシド・ビシャスである。それもそれで、ありがたいのかどうか、解らない。。

とまれ、みなさま、死紺亭からお誕生日おめでとう☆

その昔、読んだ橋本治の本を、本屋の棚で見つける。その時のぼくのレポートは、こんな感じだった。


橋本治『上司は思いつきでものを言う』


橋本治氏に拠る、日本人社会への広域的批評の良書。

橋本治氏は『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で、

第一回小林秀雄賞を受賞。

念の為に、付記すれば、「詩人」中原中也の近傍から「批評家」小林秀雄が誕生した事実を忘れてはいけない。

その意味で言ってすらも、本書は断固として『詩学』の書籍である。


以下は「過渡期ナイト」レーベルのオフィシャルサイト「死紺亭兄さんの妹連合」からの拙文の転載です。
http://www.e-mile.com/cgi-bin/view_bbs.cgi?c_id=0684

はい。
2004年4月21日に、集英社から、橋本治氏の著作『上司は思いつきでものを言う』が発刊されました。
ちなみに、6月19日には第5刷が出ています。(ま、俺の手元のヤツのデータだけれど。。)

いや、死紺亭の橋本治氏のフォロー歴は、長いよ。
そういや、前に新宿・紀伊国屋ホールでやった講演会まで行ったもんな。(すごい前に別れた彼女と行ったので、結構まえだね。。)

この本は、橋本氏の著書歴で言うとさ、『革命的半ズボン主義宣言』の流れにある本ですね。マジで。読んでみ。

さて、この本を「批評」します。「批評」って「広告」でもあるから。そのことは、もはや思想詩の立場にある『広告批評』って雑誌の存在ひとつで、明らかですね。

ちなみに、この本を、ビジネス新書として、まだ、売ろうとしている広告のひとがいたら、そのひとはバッテンね。
なぜなら、この本は、充分に「ビジネス新書」としては成績を上げているので、次の「現場」を模索すべきなんですよ。まちがいなく「良書」だし。
そういや、いま『広告批評』の巻頭って、橋本さんですね。

ま、既に俗諺の域に達したコトバに『エスキモーに氷を売る』ってのがありますが、その『エスキモー』を探さなきゃ、『ビジネス』になりません。
(『エスキモー』という呼称には、相当深い問題がありますが、『イヌイット』で代替して済む話でもないので、ここでは、このままにしておきます。)

これは、ぼくの独り言ですが、それがありなら、『大学に教育を売る』もありだなー。
産学協同ですし、教育も産業ですから☆

さて、この本を読ませるべき、新しいターゲットは、ずばり『ポエトリー』の現場のひとです。

別に、ぼくからしたら、自明の理なんですが、ちょっと説明してあげますね。

要するに、この本に沿って言えば、「上司」が「詩人」で、「部下」が「読者」なのね。

で、本書156ページから敷衍すれば、「愚かな詩人と正しい読者」と「愚かな詩人と愚かな読者」のペアしか、この世には存在しないのね。(ちゃんと読めよ☆)。

もちろん、独りの人間のなかに「詩人」と「読者」は並列しますので、「読者」から攻めるべきなんです。
「批評」って、そういうことだから。

「現場」には、必ず「下から上へ」と「上から下へ」の「二つの風」で、「一つの流れ」が出来ていますから、現在「現場」生成中の過渡期のポエトリーの人たちは読むべきなんですね。
(無論、それ以外の「現場」の方も☆)。

また、本書204ページから、敷衍すれば、「読者をバカにせず、しかも”読者はバカかもしれない”という可能性を考慮する」は、「詩人」には必要でしょうね。
逆もまた真なり☆

ま、要するに、ひとりの人間のなかに「現場」があり、時にはあきれられる「能力」を養うべきなんですね。
(あ、これは橋本氏の結論ね♪)。

橋本さんのあとがきを模して言えば、喜劇人なんて、アナタ”お出入り業者”の極地でございますから、「人間に関する想像力」と「物事に関する類推能力」で、こういう批評を、ちょちょいと書けちゃうワケでございますよ☆

ぢゃ、死紺亭のパンチライン
「詩人は必ず”思い憑き”でものを書く」
だって”ポエジー”って、そういうコトなんだもん♪

以上ですよ。廉価だし、みんな、買って、読みなさいよ☆


当時の読書レポートは、こんな感じであった。これは文京区白山あたりの番町で、わしの友人のヤスダから聴いたのだが、ポエトリーで活躍スルかっちゃんこと村田活彦さん(出版社勤務)は、このレポートを書いたときは松戸市在住だったが、いまじゃ中野の高級マンションに住んでいるそうだ。ひょえー、みんな出世スルなー。

ま、かと言って、じぶんの暮らしに特に不満はなく、兄さんは高田馬場のひとだ。遠方から電話をくれる美人の友人もいることだし(キャー→☆)。

さ、死紺亭は思い憑きでものを言う。捕まえたいアナタは是非『過渡期ナイトBBS@暫定版』まで。こちらである。
http://free2.milkypal.net/f-bbs/BA-1/freedom.cgi?mm=k_night&mode=bk

それではね。お電話&ご連絡待ってます。チャオ☆